アファメーションは守破離

自己催眠、自己洗脳ともいわれる、アファメーション。

アファメーション(Affirmation)とは、自分に対する肯定的な断言 のことです。

具体的なメソッドや、文の作り方に関するレクチャーを、ネット上で散見します。

実験の結果や、実践してみた体験談など、信憑性の高い情報も多いですね。

とても参考になります。

ところが、その傍らでは、「アファメーションに効果はなし!」という声も見られます。

今回は、私自身が、試行錯誤しながら行った内容をお伝えします。

私は、「守破離」にそって、順にアファメーションの精度を上げていきました。

結果として、私には効果がありましたが、再現性の保証はしかねます。

したがって、読み物の一つとして、ご参考いただければ幸いです。

Point

◆ アファメーションの仕組み

◆ 守破離とは

◆ 抵抗をうまないための工夫

  ※この記事は3で読み終えられます

抵抗が生まれる理由

アファメーションは、潜在意識の書き換えの一つであり、新たな記憶を、脳にインプットする作業です。

よって、ひたすら繰り返し聞くだけで、理論上は、潜在意識に定着します。

ただし、それは、「潜在意識が真っ白なら」の話です。

私たちは、すでに、何かしら知識や思い込みを、潜在意識に保持しています。

アファメーションは、そこへ「上書き」する行為。

そのため、潜在意識の記憶と大きく離れていると、潜在意識から「違う!」と、抵抗されます。

潜在意識に、拒否(ブロック)される状態です。

また、つぶやく内容が、現実と離れ過ぎていると、唱えるうちに、本人自身が、だんだん空しくなってきます。

まるで、現実逃避しているように思えるのかもしれません。

そんな自分にストレスを感じるため、途中でやめる方がいるのでしょう。

私も、アファメーションがうまくいかない時がありました。

潜在意識の書き換えには、記憶の種類が関係するのではと思い、調べた果がこちらです。

他に、唱える言葉の表現 にも問題があると気づきました。

そこで、我流を止め、基本に立ち返ることにしたのです。

具体的には、守破離にしたがい、ゆっくり進めていきました。

守破離とは

守破離とは、武道や芸道における、学びの在り方を示した思想です。

ものごとの「いろは」がわからない時は、すでにある知識に倣い、実践を継続するのが定石。

基本を習得してから、徐々に自分の色を加え、オリジナル の割合を増やしていきます。

守破離にそって進めた、私のやり方はこちらです。

  • 守・・・すでにある型を守る
    ネットなどで紹介されている文例から、自分の願望に近いものを選ぶ
  • 破・・・自分に適した型にカスタマイズ
    唱える中で、抵抗を感じるか否かを検証し、 抵抗があれば表現を修正する
  • 離・・・完全オリジナルの新たな型を生む
    自分に合う表現で宣言文を作り、録音した声と効果音で音源化する

守】型を守る

効果的なアファメーションのやり方には、否定語を使わない、完了形にするなど、さまざまなルールがあります。

そのため、初心者が、いきなり完全オリジナル【離】に向かうのは、ハードルが高いです。

幸い、ネットにはアファメーションに精通している方が、多数いらっしゃいます。

紹介されている文例から、願望に近い内容を数点拝借するのが効率的です。

初期の頃は、高い理想をもってしまう傾向にあるため、抵抗を感じやすいかもしれません。

先述のように、アファメーション(理想の姿)と現状にギャップがあり過ぎると、ストレスになります。

また、唱えるほど、波動が下がってしまっては本末転倒。

これは、「安定」を望む潜在意識が、現状維持のため、意識をコントロールしていることが理由です。

自然な心の営みですので、ご安心ください。

現実に強い不安や不満を抱いている場合は、スモールステップで、慣らしていくのが無難。

それが【破】の段階です。

【破】カスタマイズ

大切なのは、急激な変化が訪れると、潜在意識に感じさせないこと。

そのため、「段階表現」でギャップを埋めていく のがポイントです。

間にステップを設け、言葉を口にしてもリラックスできるようになったら、次へ進みます。

私は人生を望みどおり生きています(理想)
私は人生を望みどおり生きつつあります
私は人生を望みどおり生きているかもしれません
私は人生を望みどおり生き始めています
私は人生を望みどおり生きていません(現実)

言葉を解釈するのは、合理的な意識の役目。

よって、アファメーションの言葉どおりになる、理由を求めます。

「○○があったから、理想の状態になれる」

この○○を探してしまうのです。

そこで、「なぜだかわからないけれど」という前置きを入れました。

例)なぜだかわからないけれど、私は毎日豊かになっています

論理性を求める左脳寄りの私に、この表現は、大変効果がありました。

「潜在意識が準備するのだから、私がわからなくて当たり前」

そう、思えるようになったのです。

苦しい思いが、一気に晴れました。

リラックスできるアファメーションが完成したら、それをしばらく継続します。

三週間や三ヶ月など、潜在意識に浸透させる時間については、諸説あります。

私は、わりと早く、二週間ほどで変化が見られました。

信じやすい性質(単純)だからかもしれません。

【離】完全オリジナル

アファメーションのコツが身についてきたら、最後は、完全オリジナルに入ります。

ここでは、自分の内側から浮かぶ言葉で、独自のアファメーションを作りました。

「自分の言葉」というのが重要な点です。

浸透のスピードが、全く違いました。

ニュアンスは同じでも、しっくりくる表現には、個人差があります。

公開されている文例は、多くの方に適用できるよう、標準的(無難)な表現を選んでいます。

たとえば、私の場合、この表現がしっくりきませんでした。

私はそのままで素晴らしい存在です

素晴らしいという言葉の曖昧さ、普段使わない語彙。

「素晴らしい私?」

どのような自分の姿なのか、全く イメージできなかった のです。

アファメーションは、臨場感が大切だと言われます。

それは、五感で捉えられる こと。

理想の姿になった自分をイメージ(視覚)することから、スタートです。

そこで、このように変えました。

私はそのままで十分価値がある存在です

当時は、自分の価値に不安を抱いていました。

素晴らしいという言葉より、内側から浮かんだこちらの表現の方が、心にすっと染み込んでいきました。

今思うと、潜在意識からのメッセージだったのかもしれません。

「早く自分の価値に気づきなさい」と。

重ねて言いますが、大切なのは その姿をイメージできること です。

よって、自分が望んでいることを言語化した方が、潜在意識に入りやすいと思います。

私は、音声学習との相性がよかったため、音源化すれば、より浸透できる気がしました。

そこで、ボイスレコーダーで声を録音し、リラックスできる好きな効果音と組み合わせて音源化 (MP3)したのです。

これは、驚くほどうまくいきました。

もともと、自分の声が好きだったことも、関係していると思います。

自分の声が嫌いという方には、もしかしたら逆効果かもしれません。

いずれにしても、聞き流せるため、おすすめです。

最後に・・・

アファメーションの効果は、一朝一夕で得られるものではありません。

聞き流していたCMのコピーや歌を、知らないうちに覚えているのと同じ。

気づいたら、自然とそうなっているもの・・という表現がふさわしいと思います。

効果が見られないのは、抵抗が強い、表現が合わないなどの理由が考えられます。

また、普段の動機づけが「目的志向」か「問題回避」かという点も、アファメーションへの抵抗に関係すると考えられます。

問題回避の方は、安定を望む傾向にあるため、現状と離れ過ぎた内容には、抵抗が強まるからです。

潜在意識の書き換えは、ハウツーに頼るより セルフメイド で進められる方が効果的だと思います。

今回ご紹介したのも、私に限りうまくいった、完全セルフメイドのやり方です。

それは、自分との対話によって生まれました。

初めは、他の方のお知恵を拝借し、いずれは、自分に合った方法を創り上げる。

これからアファメーションに取り組まれるなら、そのように進まれてはいかがでしょうか。

こちらに参加しています。
お役にたてましたら応援いただけると嬉しいです。

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