潜在意識の書き換えには衝撃か反復

潜在意識を書き換える方法に触れた本やサイトでは、繰り返して習慣化する ことを強調しています。

結論を言えば、そのとおりです。

すでに、刻まれた記憶を上書きするには、それなりの時間が必要です。

ただし、繰り返す以外にも、潜在意識を書き換える方法はあります。

それは、衝撃(インパクト)を与えること です。

今回は、繰り返すこと、衝撃を与えることが、潜在意識の書き換えに、どのように関係するのかについて触れました。

潜在意識の書き換えは、記憶のメカニズムと密接な関係にあるため、認知心理学と重ねながらお伝えします。

Point

◆ 潜在意識を書き換えるとは

◆ 書き換えする2つの方法

 ※この記事は2分で読み終えられます

書き換えとは記憶の移行

アファメーションやイメージワークなど、潜在意識を書き換える方法は、記憶の種類によって変えると効果的です。

記憶は、感覚記憶・短期記憶・長期記憶 の3つに大別できます。

短期記憶は、数十秒で消える記憶と、数時間~数日保持できる記憶 に分かれ、後者を「作動記憶(ワーキングメモリ)」と呼びます。

潜在意識へ新たにインストールしたい書き換え情報は、一旦この作動記憶に入ります。

作動記憶に入った内容は、消えるか、長期記憶へ移るかに分かれます。

長期記憶は、作動記憶の中から長期間保持しようと選ばれた記憶 のことです。

つまり、潜在意識の書き換えとは、作動記憶の内容を長期記憶へ移行する作業 のことです。

潜在意識の書き換えには衝撃か反復

上の図をご覧ください。

作動記憶の内容を、長期記憶に入れるかどうかを判定する、門番役を務めるのが「海馬」です。

(海馬は、タツノオトシゴのような形をしています)

海馬は、その記憶が「生存に必要か否か」を基準に判断しています。

「必要ない」となれば、却下(A)
「必要」となれば、認可(B)

数回程度のアクションには、「たいしたことない」と判断し、却下します。

ところが、何度か繰り返していると、「何度も同じ内容がくるということは、重要なのかも・・・」と海馬が勘違いして、通してくれるのです。

これが、潜在意識の書き換えには、繰り返し反復することが大切と言われる所以です。

もちろん、海馬は人間のような論理的推論はできません。

何によって必要と決めるのでしょうか。

それは「刺激強度」です。

質か量か

たった一度の経験でも、長期記憶に強く刻まれる場合があります。

いわゆる「トラウマ(心的外傷)」と呼ばれるものです。

心理的に強いインパクトを受けると、すぐに長期記憶への移行を許されます。

「衝撃(質)」か「反復(量)」によって、海馬に強い刺激を与える

これが潜在意識を書き換えるポイントです。

繰り返して習慣化するのは、量のアプローチである「反復」になります。

なお、衝撃は、ネガティブな場合だけではありません。

感銘を受ける、価値観を180度転換させられるほどの人に出会う。

そのような経験も、衝撃に含まれます。

カウンセリングにおいて、クライエントが変容するきっかけが「気づき」であることも、ここに関係します。

「そうだったのか・・・」

気づくことが衝撃となり、潜在意識の書き換えをスムーズにするのです。

自分を変えたいなら、外側のハウツー(枝葉)より内側の観察(根)

本ブログが、このように強調するのも、気づきを得るためです。

(ただし、自我が弱くなっている方は除きます)

計画の遂行に必要

ある人との出会いが、一瞬で自分を変えてくれたと言うエピソードがあります。

これは、衝撃により、潜在意識の書き換えが、素早く行われたためと考えられます。

スピリチュアル的にいうと、生まれる時に決めた計画の遂行に、それが大きく関係する のでしょう。

「愛の理論」を知ったときの私が、それに近いかもしれません。

長い間、苦しみ続けた問題の根源に気づかせてくれた、バイブルのような理論でした。

現在も、この理論に基づいた行動によって、愛のバランスを保っています。

ただ、現実的にみて、このような衝撃的な縁(出会い・出合い)は、稀なことかもしれません。

そのため、反復で刺激強度を高め、時間をかけて海馬に認めてもらう方が早いこともあります。

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