相手を許す心の持ち方

嫌な人との関わり方について、悩んでいる方は多いと思います。「嫌な人が消えるおまじない」を紹介しているサイトもたくさんありますね。

かくいう私も、過去にはずいぶんと人間関係で悩みました。嫌な人が消えるおまじないを試したことはありませんが、ドラえもんに出てくる「独裁スイッチ」が欲しいと願ったことは何度かあります。

独裁スイッチとは、嫌な人を物理的に消すことのできるスイッチです。のび太くんは、それを使ってすべての人を消してしまいますが、そこで初めて自分が独りでは生きていけないという事実を悟り、猛省します。

ドラえもんは単なるファンタジーではなく、さまざまなメッセージをこめている・・・今改めて読んでみると、つくづくそう思います。

話を戻しますが、残念ながら嫌な人を完全に消すことなど、物理的にはできません。けれど、心理的になら、嫌な人が消える方法があります。なお、その方法は嫌な人が消えるおまじないより、ずっと強力に作用します。

Point

◆ 嫌な人が消える方法

◆ 相手を許すとは

 ※この記事は3分で読み終えられます

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相手に対する見方を変える

嫌な人が消えるというより「嫌だと思う人が消える」 と表現した方が近いでしょうか。それには「相手を許す心の持ち方」 を身につけることです。なぜ、相手を許す心を持つと、嫌な人が消えるのでしょうか。それは「嫌な人」から「自分とは違う人」へと見方が変わる ようになるからです。

嫌な人とは「自分に快か不快のどちらを与える人か」という基準で見た結果、自分に不快を与える、無価値で脅威な存在と判定された人のことです。このように、私たちは無意識に他人を「審判(judgement)」してしまいますが、嫌な人はその評価がとても低くなっている人のことです。

少々厳しい言葉を使いましたが、それほど「嫌悪」には強い感情が含まれているのですね。

強い感情を抱くと、エネルギーを多量に使いますので疲れてしまいます。すると、冷静な判断も難しくなり、相手に対する憎悪など負の感情にあなた自身が囚われてしまいやすくなるのです。

するとさらに負の感情が増幅・・・このような負のループを止めるためには、相手を冷静に見つめられるよう、心を調える(ととのえる)必要があります。

仲良くする必要はない

ちなみに「相手を許す=相手と仲良くする」ではありません。また、そこを目指す必要もありません。なぜなら、それは不可能だからです。

宇宙には、共振する者同士が引かれ合う「波動の法則」が働いています。詳しい仕組みについては、以下をご参考下さい。

参考: 宇宙の法則とは具体的に何か?潜在意識や引き寄せの法則との関係 

それは、共振しないもの同士は離れるという法則でもあります。つまり、宇宙から見れば、合わない人がいるのは自然なこと であり、むしろ皆と等しく仲良くしよう、うまくやっていこうとする方が不自然なことなのです。

「合う・合わない」と「好き・嫌い」は異なるもの。合わないとは、単に相手と自分との性質(霊性)が違うだけのことです。そこには何の審判もありません。

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許すとは自由を認めること

相手が自分に合わせる必要はないし、自分が相手に合わせる必要もない。なぜなら、すべての人が、自由意思にしたがって生きる権利を与えられているからです。

相手を許すとは、相手が相手の好きなように生きる自由を認めるということ

自分に置き換えてみて下さい。他人の望むとおりに生きなければならない義務が、あなたにはありますか?ないですよね。そして、そんなの嫌だと思いますよね。他人も同じなのです。

たとえ相手の言動が、自分にとって受け入れがたいものであっても「この人が、私の望む通りに生きなければならない義務はない」「この人がそのように生きるのは、この人の自由なんだ」と考えてみる。

ただし、いじめのように、相手から不必要な攻撃を連続的に受けている場合は、行為に対してNOを伝えたり、物理的な距離をおいたりする必要があります。物理的な距離を置く場合については、以下の記事をご覧くださいね。

参考:逃げるだけでは追いかけられる「逃避」と「非難」の違い 

まとめ

相手をコントロールすることはできない。でも消えて欲しい。そうなると、頼みの綱は「人間を超えた力」です。嫌な人が消えるおまじないを求めるのは、その表れともいえるでしょう。

おまじないが効くのか否かは別として、その効果は自分でコントロールすることができません。そのため、(相手が消えるという)結果を待つ「受け身」の姿勢になります。それでは、いつあなたの心に平安が訪れるか知れませんね。

ところが、相手を許す心の持ち方さえ身につければ、効果を自分でコントロールできることになります。あなたにとって精神衛生上、得になる選択はどちらでしょうか。

I am OK , You are OK.
私は私であっていいし、あなたはあなたであっていい

他人を許せる人は、自分のことも許せる人です。言い換えれば、自分を許せるから他人も許せるのです。

相手を許すことは、あなたが折れることでも譲歩することでもありません。相手が自由に生きることを「それでいい」と、ただ認めるだけです。

そのためには、相手と自分とを関係づけずに、「個人」として切り離した視点をもつ ことが大切です。なぜなら、関係づけると、相手が自分にとって利か害かという視点が生まれてしまうから。その視点が、好きな人・嫌い人という分類に発展するのです。

理屈はわかった・・・それでも、やはり相手を許せなくて苦しい。

もしもそのような状態でしたら、以下の記事を参考に、ご自身の心を一旦整理なさってみて下さい。

参考:許せない気持ちを手放す【1】許せないなら許さなくていい

参考:許せない気持ちを手放す【2】怒りの向こう側にあるものを見る

参考:許せない気持ちを手放す【3】相手を許す方法は感情解放による理解

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