変わっている

「変わってるね」と言われたらどのように感じますか?

「私が個性的ってことね!」と前向きに受け止めますか?

それとも、「それ・・・どういう意味?」と相手の真意を深く考えますか?

「変わってる」という言葉だけを見れば、「普通とは違う」と言われたようで、何となく嫌な気分になるかもしれません。

日本人は、周りと同じであることや、多数派に属することを、望む傾向にあると言われます。

そのため、変わっているという表現に疎外感を覚えることもあるでしょう。

かくいう私も、幼少期から「変わってる」と言われ続けてきました。

時には、「変な人」「変人」と言われたこともあります。

これはとても傷つく表現です。

真実を言うと、自分を基準にすれば他人はみな変わった人 です。

魅力のひとつであり才能でもあると思えるため、今は何も感じませんが、昔は辛い気持ちでした。

ですから、変わっていると言われた方の傷つきはわかります。

今回は、そのような事を言う側の心理と、言われたあなたに贈りたい、私からのメッセージをお届けします。

Point

◆ 変わっていると言う側の心理

◆ 個性の生かし方

◆ 不快から学べること

 ※この記事は2分で読み終えられます

「変わっている」と言う心理

人は皆、独自の価値観をもっており、それを信じています。

したがって、自分とは「違う価値観」の人に出会うことは、往々にしてあります。

その中で、「そんな考えもあるんだな」といった 多様性(違い)を知る のです。

ところが、自分の価値観に固執している人は、それを基準に測るため、違う意見や状態を「おかしい」と判断しやすくなります。

あくまで、それは、その人が「正しいと信じている」価値観に過ぎません。

自分の考え、生き方、好きなこと、大切なこと・・・

これらには、個人のアイデンティティが強く反映 されます。

そのため、相手と自分に共通性を見いだすと、「自己肯定」できる 安心から、好感を抱きやすいのです。

心理学でいう「類似性」。

似たもの同士が仲良くなるのは、自然なことです。

仲間意識が強かったり、多数派に入ることで安心したりする人は、類似性を強く好む傾向にあります。

それが、自分と合わない相手に対して、排他的な態度を示すことに繋がるのでしょう。

しかし、「変わっている」という人すべてが、排他的な心理であるとは言えません。

自分にはない性質をもっている相手に、魅力を感じている人もたくさんいます。

言葉では「変わっている」と表現しても、内心では憧れや羨望を込めていることは多々あるのです。

よって、「変わっている」という言葉すべてに、失礼な意味が込められているとは言えません。

個性=才能

確実に言えるのは、あなたは何も変わっていない ということです。

私たちが備えている性質は、すべて個性であり「才能」と言い換えてもよいものです。

才能は、自分の人生を豊かにするだけでなく、自分ではない存在に「生かす」ことを目的に授かった恵み でもあります。

多感な時期、私は「変わっている」と言われるのが嫌で、表面上「普通に見える自分」を演じたことがありました。

けれど、変わっていると言われることより、偽りの自分でいることの方が、ずっと苦しかったのです。

自分で自分を否定した行為 

内なる私が、それに対して、はっきりと「NO」を伝えてくれたのだと思います。

壊れていないなら直さないで
If it ain’t broke don’t fix it.

その性質が、日常に生きづらさを与えているならば、緩和などの対処が必要なこともあります。

そうでないなら、あなたはそのままでよい のです。

直したい、直さなければ、と思う必要はありません。

繰り返しますが、全ての人が違って当たり前です。

あなたは、才能(個性)を、自分や自分ではない存在のために、どのように生かせるかだけを考えて下さい。

経験から学ぶ

相手が、自分をどのように見て判断しようと、それは相手の自由ですのでコントロールできません。

また、そんな相手に不快を感じても、自分が痛手を負うだけで何もいいことはありません。

私たちが、この世界で経験するすべてには、必ず学びがあります。

社会は 多様性を認めることを学ぶ場所 です。

人、生き方、仕事、価値、あらゆるものが多様である。

私たちは、社会というフィールドで、それを知ることになります。

その中で、新たな見方を取り入れたり、違いを認め受け入れるという 寛容な心 を育むのです。

この経験によって、あなたは違いを排除する行為が、どれほどのダメージを、相手に与えるか学びました。

だからこそ、あなたは、他人の違いを認め、受け入れる 人になれる のです。

「異彩を放っているね」

「斬新でいいね」

このように、「変わっている」ではなく、相手が自分の個性に誇りをもてる表現を、選ぶ配慮も身につくでしょう。

経験はすべて、学びや成長をもたらしてくれるのです。

最後に・・・

あなたは、変わっているのではなく、携えた性質はすべて個性です。

個性は、突出しているほど注目されやすくなります。

それは、多くのエネルギーを秘めている という証でもあります。

直したいと願うのではなく、この世界で、その価値をどう生かせるのかを考えて下さい。

あなたの才能を必要とする人は、必ずいます。

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