「自信を持ちなさい」

これまで何度、周囲から掛けられてきた言葉でしょうか。

その度に、「そうだ、自信をもたなきゃ!」と奮い立たされてきた方、「そんなこと言われても、自信なんてもてない・・・」と落ち込まれてきた方、さまざまだと思います。

ちなみに、過去の私は完全に後者でした(笑)

ところが、一方では、「あの人は自信過剰だ」と、怪訝な表情でささやかれることもあります。

自信とは、自分を支えてくれるだけでなく、時には周囲に不快を与えてしまうものでもあるのでしょうか。

今回は、「自信」という言葉の意味と、無理なく自信をつける基本的、かつ簡単な方法について触れています。

なお、「自信がない」とお悩み中の方に向け、現状を肯定的にとらえ、パワーに変えていけるおすすめの本を、最後にご紹介しました。

Point

◆ 自信とは何か

◆ 自信をつける簡単な方法

◆ 自信のない方へのおすすめ本

 ※この記事は4分に読み終えられます

自信とは何か

「自信」とは、字のごとく「自分を信頼していること」です。

ただし、一口に自分を信頼しているといっても、その幅は広く解釈されています。

たとえば、特定の分野について「自分なら出来る」という「自己効力感」を指すこともあれば、望まない出来事に対して「すべて自分が蒔いた種」と潔く考えられる、「自己責任感」を意味することもあります。

いずれにおいても、下支えとなっているのは、「自立心」です。

まとめると、選択から回収まで、すべて自分が主体であると受け容れている状態を、「自信」といいます。

ところが、「自信満々な人」といわれるように、自信をもつことが、まるで周囲に不快を与えるように思われることがあります。

それは、放たれるエネルギーが、「傲慢」「虚勢」だからではないでしょうか。

自信のエネルギーは 自己完結している ため、他人に不快な影響を与えるものではありません。

そのエネルギーを、周囲が感知することはあっても、「自然と薫りたつ」ような、清々しいものです。

自信には根拠が必要

「根拠なき自信」という言葉があります。

不利な局面や、先々のリスクなど、本来ならば深刻に考えてしまいそうな場面において、何の根拠もなく「何とかなる」と言える。

この楽観さを身につけたいと、望まれる方も多いかもしれません。

ただ、厳密にいうと、根拠のない自信はあり得ないと思います。

人間の心理的メカニズムから言うと、「信念」は「学習」によって形成 されます。

したがって、何とかなると思える「根拠」は、必ず存在しているのです。

それが、科学的であるか否かは別として。

おそらく「根拠なき自信」という言葉には、「科学的な」という前置きが入るのでしょう。

たとえば、波動の法則を知り、自分の波動が未来を左右するという情報を信じた(信念)場合、それが(非科学的)根拠となって楽観的になる、といった具合に。

拠り所となるもの(根拠)は、必ずあるはずです。

ところが、この世界は物質界(科学の世界)。

A(原因:根拠)だからB(結果:自信が持てる)

結果に原因(合理的根拠)を求める思考グセが、私たちにはしっかり根付いています。

現実とかけ離れたアファーメーションを唱えたときに、心理的抵抗が起こる原因のひとつも、ここにあります。

そのため、自信をつけるには、達成・獲得といった「成功体験」が、ある程度必要 になるでしょう。

「自分には、無限のパワーが宿っている」

これは真実ですが、「何らかの形」として表す三次元の世界で、ひたすらこれだけを信じろと言われても難しいですね。

自信をつける簡単な方法

それでは、どのようにして成功体験を積み重ねていけばよいでしょうか。

自分を信頼する土台を作るには、外側からではなく、自分自身から成功体験を得ることが基本 です。

そのために、以下2つの実践をおすすめします。

  • 自分との約束を守る
  • 自分を大切にする

他人に置き換えるとわかりやすいかもしれませんね。

あなたが信頼できる人は、どのような人ですか?

  • あなたとの約束をきちんと守ってくれる人
  • あなたを大切にしてくれる人

おそらく、これが答えではないでしょうか?

それと同じです。

「小さな行動」で構いませんので、自分を大切にする、自分を喜ばせるために、今日は何をしようか、毎日考えてみて下さい。

そして、それを実行し続けること。

内容は毎日同じでも、日替わりにしても、どちらでもOK。

自分を喜ばせるために選んだ行動であれば、何だっていいのです。

すると、「約束を守ってくれた」「自分を心地よくさせてくれた」という、自分に対する信頼 が生まれます。

これは、自分を愛することにも繋がることです。

方法は簡単ですが、もしかしたら本質的には、他人に対して行うよりずっと難しいかもしれません。

他人の場合は、相手から悪い印象をもたれない(利得の)ために、気を使えますよね。

ところが、自分だと「まぁ、いいか」と緩くなってしまいがちだからです。

そこを律する力も、つくようになります。

自信をもてないと感じている方の多くは、大したことをしなければ、他人が「すごい」と認めてくれる結果を残さなければ・・・と、難しく考えられているように感じます。

あなたが、あなたを大切にすると約束し、実行した事実を、ていねいに積み重ねる

これが、自己信頼につながる一番の方法です。

自信のなさを強みに変える本

自信がない → 自信をつける

これは、潜在意識の書き換えに関係するため、一足飛びに進むものではなく、反復によってじわじわと定着させるものです。

よって、自信がないという「今」を大切にすることも、並行していただきたいと思います。

つまり、「自信のなさをいかす」ということです。

それに有用となる書籍を一冊ご紹介しますね。

自信がない人は一流になれる(トマス・チャモロ・プリミュージク著)

宇宙の法則のひとつである、「陰陽の法則」でみれば、自信のなさにも光と影があります。

自信をもてないことが、あなたにもたらしている「恵み」に気づいていただければ嬉しいです。

現在は、ネガティブな側面に注目してしまうことが多いかもしれません。

しかし、先に触れた根拠なき自信をもつ楽観主義者に比して、自信がない人は、ものごとを正しく判断できる、客観性に優れているという研究結果があります。

それが、リスク回避にいかせている場面は多いのですね。

また、完璧主義であるがゆえ、「自分はまだまだ」という気持ちが活力となり、実力を高めている方も沢山います。

著者は、ロンドン大学の教授であり、ビジネス心理学が専門の研究者。

そのため、本書は単なる精神論ではなく、科学的に裏打ちされた結果から、自信のなさを生かす道を述べています。

あなたを苦しめているのは、「自信がないこと」ではなく、「自信がない自分をダメだと評価していること」です。

繰り返しますが、この世界はすべて、陰陽あって一つ。

プラスに作用する面もあれば、マイナスに作用する面もある、それをどちら側から見ているか、ただそれだけのことなのです。

最後に・・・

この世界を生き抜いていく「あなた」のことを、どこまでも信頼し続けて下さい。

それには、自分との約束を守り、自分を大切にしたという成功体験を積み重ね、確たる自信を築く必要があります。

なお、自信を持つことと、楽観的になることは、イコールではありません。

自信がついても、ものごとを冷静に分析する客観性は残っていいのです。

手放すのは「自己否定」の部分だけ。

自分を信頼できるようになると、誰かに何とかしてもらおうとする「依存」が弱まり、自分の足で立つという意識が強くなっていきます。

まず、自立したあなたの姿があるから、それが外側へ反映され、さらに成功体験を重ねるという、好循環を生むのです。

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