引き寄せの法則の良い気分とは

望みを引き寄せるには「良い気分」でいることが重要だと言われています。この、良い気分という曖昧な表現は、「ポジティブ」「プラス」「わくわく」など、多様な解釈へと発展しました。

特に「わくわく」という言葉は、高揚したり、胸を躍らせたりする姿をイメージさせるため、「嬉しい、楽しい、大好き(注:ドリカムファンではありません)」のようなテンションだと誤解されやすいかもしれません。

けれど、真の良い気分とは、そのような状態ではなく、まるで波一つない穏やかな海のように、とても静かな心なのです。

不要な力が抜けた状態と言えばいいでしょうか。良い気分というより「心地よい気分」という表現がふさわしいかもしれません。

私自身、この感覚を体感できるまで1年ほど迷走しました。

今回は、この心地よい気分を生みだす思考法についてのお話です。

Point

◆ 真の「良い気分」とは

◆ 中庸を生み出す思考

 ※この記事は約4分で読み終えられます

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「プラス思考」の危険性

良い気分を「プラス思考」と同じ意味に考えている方は、ものごとのよい面だけを見ようとします。

そのため、嫌なことが起こって不快を感じたら、急いで良い面をみようと思考をグイっと調整するのです。

この思考はいわゆる「ポジティブ・シンキング」のことですが、マイナスに対する「拒絶」や「恐怖」を潜在意識に記録しやすくなる ため、注意が必要です。

なぜなら、深層ではマイナスの感情を否定しているからです。

また、マイナスからプラスへ思考を急に方向転換させるため、力も入りやすくなります。

なお、「わくわく」は、平常心(ゼロ)ではなく、プラスに偏っている状態です。

わくわくは、快楽ホルモンが起こす現象であり、その後には、鎮静ホルモンが元の状態に戻します。これは人間の生理機能として、もともと備わっている仕組みです。

確かにわくわくは良い気分でしょうが、上がれば下がるのはこの世界の摂理。ハイテンション(上昇)の後には、必ずローテンション(低下)が起こります。

実は、このような極端なアップダウンが、波動によい影響を与えないのですね。

良い気分とはリラックス

願望が実現しやすいのは、宇宙と調和しているとき

願望実現には、潜在意識の導きが関係しますが、導きの内容は、インスピレーション(閃き)という形で宇宙から送られてきます。

それには、あなたの波動が宇宙と調和している(クリアである)ことが大切です。

宇宙は偏りのないバランスのとれた世界。調和するためには、あなたも中心に存在しなければなりません。

仏教では「中道」、儒教では「中庸」などと表現されますね(以降は中庸で統一)。

中庸とは 心身いずれも完全にリラックスした姿 であり、穏やかな心の状態です。

この静かなる平穏な心でいられるときが、本当のあなたです。本来、プラスもマイナスもないのですよ。

座禅を組んだり、瞑想したりするのも、中庸に存在するためです。

心理学には無我の境地を示す「フロー」という概念がありますが、中庸な心で何かに没頭している様子を表しています。

フローのときは、宇宙エネルギーの流入がとてもスムーズのため、パフォーマンスが劇的に向上するのですね。

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中庸を生む思考

どうすれば中庸でいられるのでしょうか。ここでは、そのために必要な思考法をお伝えします。

波動をクリアにするために取り入れられている思考法には、3つの型が見られます。

  • 陽転思考
  • 選択思考
  • 中心思考

これらの名称は、唱える人によって定義が異なるため、本記事で使う定義を示します。

陽転思考・・・マイナスの事象をプラスに変換する思考
選択思考・・・マイナスの事象のプラスを見て、どちらを採用するか選択する思考
中心思考・・・マイナス・プラスどちらの事象も反対側を見て、中心に戻る思考

陽転思考

陽転思考は、先の項目「プラス思考の危険性」でも触れた、ポジティブ・シンキングのこと。マイナスに感じた出来事をプラスに変える思考法です。

繰り返しますが、マイナス感情そのものへの拒絶や、マイナス感情を抱く自分への否定を生みやすいため、引き寄せがマイナスに働きやすくなります。

選択思考

選択思考は、陽転思考を発展させた思考法です。

この段階になると 出来事は無色透明であり、プラスもマイナスもない ことを理解できています。

マイナスを拒むのではなく、マイナスに感じたらプラスを見て、両面を比較する(ここが大きな違い)。そのうえでどちらの見方を選ぶか、自由に決める考え方です。

陽転思考に比べ、柔軟性が高い考え方であり、マイナスに背を向けていないため、マイナスに対する恐怖も和らぎます。

現在、この段階の方はわりと見られるように思います。

選択思考の落とし穴を挙げるなら(陽転思考にも共通しますが)、「マイナス」の出来事しか修正していないという点です。

つまり、プラスと感じる出来事はそのまま なのです。

マイナス → プラスを見る → 不快の緩和
プラス → そのまま → 快の持続

中心思考

中心思考とは、プラスに感じる出来事にも、あえて反対(マイナス)の側面に意識を向ける 思考法です。

プラスやマイナスという表現を用いてはいますが、先述したように出来事は全て無色透明です。

そこに望ましい(プラス)、望ましくない(マイナス)という色を自分でつけているだけなのですね。

人は快を追求し、不快を回避しますが、いずれも「偏り」です。

快ならよいのでは?と思われるかもしれませんが、陰陽の法則でお伝えしたように、この世界は常に両極を携えて一つ。

参考:宇宙の法則とは具体的に何か?潜在意識や引き寄せの法則との関係

よって、宇宙と調和する中庸に至る思考法とは、中心思考のことです。

最後に・・・

願望が実現しやすいのは、宇宙と調和しているとき。

それには、見方の偏りを修正することからスタートです。望ましいように見えることにも、同じだけの量、望ましくない面が必ずあることを知らなければなりません。

自分にとって望ましい事、そうでない事、どちらも両面を見る

波動がクリアになっている心地よい気分でいるためには、これを習慣化してみて下さいね。

初めは起こる出来事のいちいちに、両面をみる作業が必要となるため大変ですが、慣れてしまえば、起こる出来事そのものに一喜一憂しなくなります。

俗にいう「反応しない」状態のことですが、これが中庸への王道であると思います。

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