人間関係

人間関係を築くには、まず「コミュニケーションの前提」を知ることが大切です。

もし、関係がうまくいかないのは「相手のせい」という思いが少しでもあるのでしたら、被害者意識を手放すことも必要でしょう。

このように、良好な人間関係を築くためには、マインドを整えることがスタートです。

次に、相手と関わるか否か、関わるならどの程度の関わりを希望するのか。

相手との関係性を、冷静に選ぶ段階に入ります。

この記事は、以下でいう「親しい関係」を選ばれた方向けの内容です。

人間関係は、コミュニケーションによって、発展・維持させるもの。

ときには、相手が受け取りにくい内容を、伝えなければならないこともあります。

たとえば、相手の要望に応えられない、こちらから相手に要望する、などです。

今回は、相手の行動変容を望む場面におけるコミュニケーション のコツについて取り上げました。

Point

◆ 事実と解釈を分けた伝え方

◆ 歩み寄りのポイント

 ※この記事は3分で読み終えられます

伝え方のポイント

思いを相手に伝えるのが苦手、という声は多いですね。

コミュニケーションにおけるトラブルのほとんどは、「内容」より「伝え方」です。

話す順番や、使う表現ひとつで、受け取る側に与える印象は、がらりと変わります。

自分の思いを正直に表し、かつ相手が受け取りやすいように届ける コツは、こちらです。

  1. 事実のみにフォーカスする
  2. 事実に対する自分の正直な思いを伝える
  3. 互いの関係をよくするために自分が努力することを伝える
  4. 互いの関係をよくするために相手に望むことを伝える

事実と解釈

1. 事実のみにフォーカスする
2. 事実に対する自分の正直な思いを伝える

事実として起こった相手の言動に対し、自分は何を感じたのか。

指摘するのは、「事実」のみです。

そこから生まれた 一方的な「解釈」は入れません

たとえば、電話をすると約束したのに電話がなかった 事実。

それに対して、いい加減」 「私のことを大切にしていない」 と捉えるのが、解釈です。

夫婦・恋人・親子など、相手と親密であるほど、解釈が入りやすくなります。

伝えるのは、事実である言動に対して、自分がどのような思いを抱いたのか、それだけです。

電話をすると約束したのに、電話がなかった(事実)から、何かあったのかと心配した(思い)

また、相手の言動を伝える際に、つい過去の話まで引っ張り出すことがあります。

あの時だって○○だったじゃない
いつだってあなたは○○なんだから

指摘すること自体、相手にストレスを与える行為だと理解しましょう。

類似のことは、直近の一点に絞って伝える

また、「いつも」と言う決めつけの一般化は、相手の変化・成長を全否定 した表現です。

相手の心を遠ざけますので、ご注意ください。

歩み寄りは自分から

3. 互いの関係をよくするために自分が努力することを伝える
4. 互いの関係をよくするために相手に望むことを伝える

事実に対して、自分がどのような思いを抱いたのかを伝えた後は、互いの関係をよくするための「提案」に入ります。

ここでは、関係性のバランスを保つため、「公平」であること が望まれます。

相手にだけ努力や改善を求めれば、相手は理不尽だと感じます。

したがって、自らも相手に合わせていくことを伝えます。

重要なのは、自分が歩み寄る内容を伝えてから、相手に歩み寄って欲しい内容を伝える こと。

些細なことですが、順序が逆(相手が先、自分が後)になると、相手は「命令されている」感覚を無意識に受け取ることになります。

関係をよくしたいと願っているのは、「自分」です。

それであれば、自分から近づく姿勢が大切です。

なお、歩み寄りの内容は、相手が最も大切にしている価値に合わせる ことが望ましいです。

相手の価値を尊重する大切さについては、別の機会で触れますね。

最後に・・・

「阿吽の呼吸」「以心伝心」という言葉があるように、日本では古くから「察しの文化」を育んできました。

そのため、言葉にしなくても気づくことが、相手への思いやりであり、愛情だと考える節が、まだあるように思います。

島国という性質から、言葉にしないことで、互いの関係にヒビが入るのを避けようとする知恵だったのかもしれません。

ところが、実際には、言葉にしなければ伝わらないことの方が多い のです。

また、思いをため込むことも心の健康上、望ましいことではありません。

良好な人間関係を維持するためには 互いが相手の価値や考えを尊重したコミュニケーション が不可欠。

うまくいかないのは、表現に問題がある ことがほとんどです。

たとえば、思いを一方的にぶつけるパターン。

これは関係構築の責任(努力)を、相手にすべてお任せしている状態です。

自分は変わりたくないから、相手に変わることを強要する表現ですね。

逆は、自分が相手に全て合わせてしまうパターン。

見捨てられることへの不安、愛されたい欲求の強さから、相手の望みどおりに従おうとします。

相手は満足かもしれませんが、自分の中には、不安や不満が残ったままになるでしょう。

なお、今回お届けした内容は、発信者側の表現法のみです。

それを「承諾」するか「拒否」するかは、受信側である相手の自由 であることを忘れないで下さい。

自分にできるのは、コミュニケーションの歪みを小さくする配慮をしながら、思いを正直に「伝える」までです。

相手には、相手の思いがあります。

万が一、拒否されたとしても、相手を責めることなく、冷静に次の選択を検討します。


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